今日は、社内新聞の面白い記事があったので紹介したい。

私は幼い頃からバイクが大好きで、将来はレーサーになりたかった。
しかし、親はバイクには一切関心がなく、幼い私には全く興味の無かったゴルフをやらせるため、
ムリヤリ練習場を連れ回され苦痛に感じていた。
私も子の親となり、子供に夢を託そうと、妻の反対を押し切り高価な子供用バイクを購入し練習させた。
妻は無理にやらせない方がいいと言ったが、私は聞く耳を持たなかった。
うまく走れず泣く子を怒鳴って練習させ、ある日レースで見事優勝した。
ピットに帰ってきた我が子は、開口一番自らの勝利を喜ぶより先に
「パパ、ボクが一番でうれしい?」と言った。涙が出た。
子供のためと思いやらせていたものが実は親のためで、
我が子は親を気遣い、自身は特に興味のないものを一生懸命頑張っていたことに気づいた。

最近増加する少年犯罪、罪を犯した大半の子が勉強もでき素行も良好、
家庭環境にも特段の問題のない反面、勉強やスポーツに関し
親や周囲の過剰な期待が寄せられ、これが要因の一つでないかと言われる。
子供のため、よかれと思ってやっていることが、子供にストレスを与えていないか。
子供の自由な発想や行動を抑制し、何をするにも親の顔を伺うようになってないか。
子供の可能性を引き出すのは親の努(務)めであるが、これは非常に難しい。

この記事を読んで、みなさんは、どの様に感じられたでしょうか?

我が家では、しょうくんの引込思案の性格を直すべく
『遊びながら、多くの人と接触する機会が増えれば・・・』と言う思考から
当時、大会等盛んだったベイブレードを始めた。
喜んで大会に行き、それなりに成績も収め見知らぬ子とでも問題なく仲良く出来るようになった。
お父さん達とも知り合い、共通の話題から私自身も得るものが多かった。

転校しても会場(DR)に行けば友達がすぐできて、親としても安心したり
上位を納めれば、上級生の子達も名前を憶えてくれて、校内でも仲良くしてもらっている。
参観日などでは、『あっ、しょうくんのパパだ。こんどデュエルして』と声をかけてくれる子もいる。
DMをやっていて良かったと思う。
反面、大会用デッキで友達と遊び『お前強すぎて、面白くない』と言われ遊んでもらえず
親としても悩んだ時期もあった。

考えてみれば、参加制限無しの大会に多く参加するのである。
普通の小学生が使うデッキと火力が違って当たり前。
悩んだ末、R以下でデッキ構築し対戦させた。
本人にしてみれば、理不尽な話ではあるが結果として構築能力の向上が得られたと思う。

大会に出場しては、1回戦負け。悔し泣きしながら帰った日も多々あった。
(泣いてる内は、ガンガン強くなりますね〜)

楽しくもあり、辛くもあるDM道・・・
さて、我が子が一番になった時、開口一番何を言われるやら・・・
楽しみでもあり、恐ろしくもある。

コメント

ナオト
2007年1月10日18:29

立派な話すぎてコメントできません><
コメントしてるんで矛盾してるんですがねorz
しょうくんにはぜひ頑張って頂を取ってほしいと思います。

しょうパパ
しょうパパ
2007年1月10日21:09

レスありがとう。
今回は、おやじ視点が大きかったネ。
せっかくワーカーさんが紹介してくれて結構お父さん達が見に来てくれる様になりました。(足跡の使い方やっと解ってきた。)
この文を読んだ時、思い当たるモノがあり紹介しました。

ナオト
2007年1月10日21:15

この文は考えるものが多くてタメになりました。

nophoto
ワーカー
2007年1月10日21:29

深く考えさせられる内容ですね。

今の時代は、親の過剰な期待を押し付けられて、「フーフー」言って頑張らされている子供が多いという気がします。
例えば、「一流大学でないと大学でない」と言われて頑張って、期待に応えられるうちは良いのですが、ある時それが無理と感じた時に、親の期待はものすごい重圧になります。

できないことを責められ、逃げ出そうとすることも責められると、子供は逃げ場を失います。
自分が自由になるためには、自分が消えるか親を消すしかないと思い込むことさえあります。
子供にとって非常につらいことですね。

また、最近は、父親の育児・教育雑誌が増えて、そういう傾向の父親が増えているようです。
しょうパパさんが紹介した記事を、多くの親にぜひ読んで欲しいと思います。

>「我が家では、しょうくんの引込思案の性格を直すべく・・・」
これは、我が家の場合と良く似ています。
私の息子は、以前は少し自分に自身がもてない面があったのですが、大会に出るようになって、成功体験を積んだり、お兄ちゃんたちから認められる経験を重ねることによって、自分に自信をつけました。

今では、何でも積極的になって、心身共に成長したのを感じます。
こういう経験をしてきたので、デュエルは、私たち親子にとって、親子の絆の象徴となっています。
デュエルっていいものですね♪

しょうパパ
しょうパパ
2007年1月10日23:32

ワーカーさん
この文読んだ時、正直大会の結果が2位、3位で誉めてない私がいました。
多少なりとも勝てるようになり、練習しない息子を見て「そうじゃないだろう、勝てたんだよ・・」と言う親のエゴですよね。
当初の引込思案から、負けが許されない試合に変わってきていた事に改めて気づかされました。
楽しい時間のはずが、辛い時間に変わってきてるのかな?
息子は、俺がやってるから付き合ってるのかな?
色々考えますね。

ナオト
2007年1月11日0:17

コメントするとある人に見られると困ったりするので
自分の言いたいことが書きずらかったり。
このしょうパパさんの話で夜中まで考えこむという
ことをしてしまいましたw。
機会があれば僕の考えていることを聞いてくれると
ありがたかったりw

しょうパパ
しょうパパ
2007年1月11日20:13

ナオトさん
全然OKよ〜いつでも話してちょ。
日記始めて改めて認識したが、俺らの発する言葉て責任でかいよね・・・

ナオト
2007年1月11日20:34

何ゆえかはわかりませんがこのDM関係のお父さんサイトの
発言って責任ていうのかなんていうか重いものを
感じますね。

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